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札幌市は8月2日~8月31日まで「まん延防止等重点措置」が適用されました(市長メッセージ)
札幌市民の皆さまへ 秋元札幌市長からのメッセージ(令和3年7月31日)
「まん延防止等重点措置」の適用にかかる皆さまへのお願いについて
7月30日に政府の対策本部において、「まん延防止等重点措置」が8月2日から31日まで北海道に適用されることが決定され、さらに7月31日の北海道の対策本部会議において、札幌市内を対象区域とした「まん延防止等重点措置」の取り組みが決定されました。
これらのことを踏まえて、札幌市としての今後の対応を検討するため、第24回新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催しました。
札幌市内の感染状況は、感染力の強いデルタ株への置き換わりの影響などにより、新規感染者数が連日100人を超え、7月31日には200人を超える高い数値となっております。
先週の4連休に加え、今後も夏休みやお盆などで人の移動が増えることから、更なる感染拡大が懸念されます。
これまでの経験から、今後更なる入院患者数の増加が危惧されますので、医療提供体制は正にこれから正念場を迎える状況にあると考えております。
市民の皆さまには、こうした状況をご理解いただき、
- 不要不急の外出を控えること
- 午後8時以降、飲食店等を利用しないこと
- できる限り同居していない方との飲食を控えること
などの徹底をお願いいたします。
また、今後お盆の帰省などの時期を迎えますが、人と人との接触機会が増えることにより感染リスクが高まりますので、感染のさらなる拡大を防ぐためにも、慎重な判断をしていただきますようお願いします。
札幌市内全域の飲食店等の営業につきましては、8月2日から8月31日までの間、営業時間は午前5時から午後8時までとし、酒類提供は終日控えていただきますようお願いいたします。
なお、営業時間短縮等の要請にご協力いただいた事業者の皆さまには、支援金を支給させていただきます。
飲食店以外の施設につきましても、営業時間を午後8時までとさせていただくとともに、施設の種類に応じた人数制限や酒類の提供を控えていただくことへのご協力をお願いします。
また、テレワークや出勤の必要がある場合でもローテーション勤務などにより、出勤者数の7割削減へのご協力、さらに主要な観光施設等におけるライトアップや繁華街における屋外広告における午後8時以降の夜間消灯についてもご協力をお願いいたします。
事業者の皆さまには、大変な負担をいただいているところですが、さらなる感染の拡大を抑え込むためにご協力をお願いいたします。
札幌市としましても、次のことについて、すみやかに取り組んでまいります。
- 医療機関との連携により、病床の効率的な運用や検査体制、自宅療養体制などについて万全の準備を整えます。
- 早急に区新型コロナウイルス対策室を増強するなど、感染者の急増に対応できる体制を確保します。
- 国や北海道と連携の上、ワクチンの必要な量を確保し、64歳以下にも早期に接種できるよう努めます。
札幌の感染状況はまさに緊急事態宣言レベルであります。現在も日を追うごとに感染者は増加しており、急激な感染の波により、いつ医療体制がひっ迫してもおかしくありません。
市民、事業者の皆さまにおかれましては、札幌は危機的状況にあるということを理解していただき、いま一度、マスクの着用、手指消毒といった、基本的な感染対策を徹底していただくほか、不要不急の外出を控えていただくよう改めてご協力をよろしくお願いいたします。
札幌市長 秋元 克広